減圧症とは

通常のダイビングでは、水中での呼吸を確保するため、圧縮された空気が入っている空気ボンベ(誤って酸素ボンベと呼ばれることが多い)が使用され、ダイビング中はこの空気(酸素と窒素)を吸って呼吸をしています。
水中での呼吸の際に、圧縮空気に含まれる窒素を酸素と一緒に吸いこんでおり、この窒素が体内に溶け込んでいきます。
気体は圧力が高くなるほど液体にたくさん溶け込む性質を持っているので、潜水深度が深くなるほど水圧が高くなるため、より多くの窒素が体内に溶け込んでしまいます。
体内に溶け込んだ窒素は、浮上するにつれ、少しずつ排出されていきますが、浮上速度が速いと体内にたまった窒素が十分に排出されず、体内に残った窒素が圧力が下がるにつれ気泡化し、減圧症を引き起してしまいます。
減圧症のほかにも、致死率の高い潜水病として挙げられるのが「エアエンボリズム」で、浮上に伴い水圧がさがっていく状態で息を止めてしまうと、肺が膨張し、肺から空気がもれ、漏れた空気が血管を詰まらせてしまい、脳障害や麻痺などの重い障害を発症させてしまいます。 正しい知識を身につけ、無理のない安全なダイビングができるようにしましょう。

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